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SDカードはCPRM技術という著作権に保護に関する機能で、不正なコピーを行えないようにしています。
そのため、SD-Audioデータなどの著作権が保護されたデータを取り扱う際には、著作権が保護できるような機器を利用する必要があります。
もし、パソコンのSDスロットが、著作権を保護できない場合は、著作権を保護できるリーダーライター等を利用しなくてはなりません。
CPRMとは、もともとDCDで使用されてきたセキュリティー技術を、SDカードで利用できるように拡張された技術のことです。
4C(IBM, インテル、東芝、松下電気産業)により作られたライセンスのことをいいます。
SDカードは、隠し領域を作って、その中で著作権に関する情報を管理します。
隠し領域であるため、通常のアプリケーションからはアクセスできません。
このような方法でコンテンツの著作権を保護しています。
記録時には、パソコンなどのホスト機器は、デバイス鍵と呼ばれる鍵を使い、SDカードに鍵をかけます。
鍵をかけた後、SDカードのメディア固有鍵というものを作成します。
コンテンツを暗号化したのち、隠し領域でない通常の領域に記録するのです。
再生時には、パソコンなどのホスト機器が、デバイス鍵を用いてメディア固有鍵を作成します。
そして、そのメディア固有鍵を用いてSDカードの鍵を開けるのです。
例えば、パソコンで音楽データをコピーしたとします。
この時、SDカードの隠し領域に記録されている「鍵」までコピーすることはできません。
そのため、コピーはできたとしても、再生ができないということになるのです。
ProMax miniSDカードというものがあります。
このカードはATP社で開発されたSDカードです。
いまのところ世界最速といわれているProMax miniSDカードのデータ転送速度22.5MB/秒です。
ATP社は、1991年にアメリカのカリフォルニア州で設立されたメモリー製造に特化したメーカーです。
このカードの用途もSDカードと同じです。
カード内部の形状は、SIP方式を用いています。この方式はATP社のフラッシュカード製品に多く採用されています。
SIPとはSystem-in-Packageの略で、ATP社が開発した方式です。
この方式の大きな特徴は特殊モールドを使用していることです。
基板の上にある部品を特殊モールドで保護することにより、水やほこり、衝撃などに対抗することができます。
また、特殊モールドで保護されているため、静電気などに対抗することもできます。
加えて、作動可能な温度の範囲を広げることにも一役買っています。
容量の種類としては128MB、256MB、512MB、1GB、2GBがあります。
書込み防止スイッチを標準装備しているため、誤操作でデータが上書きされることを防止してくれます。
カードの抜き差し回数については、20,000回行ったとしても壊れないようにできています。
データ保存期間について、10年間は確実に保存できるようです。
著作権の保護に関しては、SDMIという規格に基づいて設計されています。
SDカードにはさまざまな情報を記録させておくことができます。
いったいSDカードにはどれくらいの情報量を記録させることができるのでしょうか。
ダウンロードした音楽やデジタルカメラで撮影した写真などを記録させておくことが多いと思います。
128MBのSDカードであれば音楽を約2時間分記録させることができます。
曲の長さにもよりますが、一般的な長さの曲数にして24曲から30曲といったところでしょうか。
128MBのSDカードであれば100万画素のデジタルカメラで撮影したデータを約350枚記録させることができます。
1GBのSDカードではどうでしょうか。
時間数にして約17時間分の音楽データを記録させることができます。
曲数にして200曲から250曲くらいとなるようです。
100万画素のデジタルカメラのデータでは、2800枚分にデータを記録できます。
300万画素で撮影したデータであっても約1000枚分は記録できることになります。
では2GBのSDカードではどうでしょうか。
単純に1GBの倍となります。
時間数にして約34時間分の音楽データを記録させることができます。
曲数にして400曲から500曲くらいとなります。
100万画素のデジタルカメラのデータでは、5600枚分にデータを記録できます。
300万画素で撮影したデータであっても約000枚分は記録できることになります。
ただし、この数値は一般的な数字であって、写真であれば撮影したデータの画素数によって大きく左右されます。
SDカードにはさまざまな情報を入れることができます。
携帯電話のSDカードに書籍をダウンロードして電子ブックとしておけば、重たい書籍を持ち歩く必要はなくなります。
電子ブックならば、たった一枚のSDカードで数十冊の書籍を収納可能となります。
電子ブックの利点には多くのことがあげられます。
まず、24時間いつでも好きな時に書籍を購入できるということです。
本屋が閉店してしまった後の遅い時間でも、何時になっても書籍が購入可能ということです。
また、携帯電話のSDカードに入れておけば何冊でも持ち歩くことができます。
通勤途中や通学途中の電車やバスの中に書籍や漫画の入った重たいかばんを持ち込まなくてもよくなります。
書籍を置いておくスペースも省略できます。
必要な書籍はSDカードの中に入っていますので、スペースはまったく必要ありません。
本棚が必要でなくなる日もくるかもしれません。
本屋が遠くてなかなか買いにいくことができない、という時にも便利です。
インターネットや携帯電話が使用可能な環境であるならば、どこでもダウンロードすることができます。
また、必要でなくなった書籍の処分に困ることもありません。
必要でなくなった書籍はSDカードから消去するのみです。
本を抱えて古本屋に行く必要もありません。
ダウンロードしてすぐに読み始められるのも魅力です。
インターネットで書籍を注文したとしても、配送されるまで待たなくてはなりません。
電子ブックではそんなタイムラグは発生しません。
SDカードを採用しているデジタルカメラメーカーは数多くあります。
松下電器産業、東芝、キヤノン、カシオ、ニコン、コニカ・ミノルタ、などです。
SDカードはもともと松下電器産業、東芝、SanDisk社で共同開発されました。
SDカードの特徴として、小型で高速ということが挙げられるので採用メーカーが多数あるようです。
xDピクチャーカードを採用しているデジタルカメラメーカーはフジ、オリンパスです。
xDピクチャーカードはフジ、オリンパスによって開発されました。
xDピクチャーカード特徴としては、数多くあるメディアのなかで最も小さいということが挙げられます。
しかし、採用しているメーカーが2社のみであるため、結果として高価なものとなってしまいます。
そのため、容量の割には値段が高くなってしまいます。
メモリスティックの開発元はソニーで、採用メーカーは開発元のソニーのみです。
メモリスティックもxDピクチャーカードと同様に容量の割には値段が高いことが、ネックになっています。
コンパクトフラッシュの採用メーカーはキャノン、ニコンです。
コンパクトフラッシュはSanDisk社によって開発されました。
コンパクトフラッシュはデジタル一眼レフカメラなどで採用されることが多いようです。
一般向けのコンパクトカメラで多く採用されているのはSDカードです。
SDカードが今のところ、総合的には有利である、ということでしょうか。
採用している機種が多いのは、「容量の割には値段が安いから」ということが影響しているかもしれません。