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SDカードの使い方や規格などについて掲載しています
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SDカードにはSDメモリーカード、miniSDカード、microSDカードがあります。
それぞれのSDカードの形状にはさまざまな違いがあります。

SDメモリーカードのサイズは縦32mm×横24mm×厚さ2.1mmです。
miniSDカードのサイズは縦21.5mm×横20mm×厚さ1.4mmです。
microSDカードのサイズは縦15mm×横11mm×厚さ1.0mmです。

面積はそれぞれ768mm2、430mm2、165mm2となります。
面積比はSDメモリーカードを100とすればminiSDカード56、microSDカードは22ということになります。
 
容積はそれぞれ1593mm3、589mm3、165mm3となります。
容積比はSDメモリーカードを100とすればminiSDカード37、microSDカードは10ということになります。
つまり、microSDカードの容積はSDメモリーカードの1/10の大きさということになります。

重量はSDメモリーカードで約2g、miniSDカードで約1gです。
端子数は、SDメモリーカードは9ピン、miniSDカードは11ピン、microSDカードは8ピンとなっています。
書込禁止スイッチはSDメモリーカードにはありますが、miniSDカードとmicroSDカードにはありません。
接続性ですが、専用アダプターに挿入することにより、miniSDカード、microSDカードともにSDカードと互換しています。

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SD-Audio規格というSDカードの応用規格があります。
SD-Audio規格とは、格納フォーマットに関する規格です。
そして、その規格は音楽のデータを記録する時や、その音楽を再生する時に利用されます。
この規の大きな特徴は、音楽データの著作権に関する保護に配慮している点です。

SDカード内に音楽データを格納する時があります。
その際に選択できる圧縮方式はAAC、WMA、MP3のいずれかとなります。
音楽データを変換してファイルを作成します。そしてそのファイルを暗号化することによってSD-Audio形式とします。

著作権保護はCPRMともいいます。
CPRMはContent Protection for Recordable Mediaの略です。

著作権保護に対応していれば、インターネットから購入した(ダウンロードした)音楽データを聞くことができます。
もちろんこの場合は、SD-Audio形式によってSDカードに記録できるものに限られます。
SDカードのアプリケーションに関する規格は他にもありますが、SD-Audioが最初に作られました。
この規格が作られる前までは、音楽データの著作権が保護されていませんでした。
そのため、アメリカの音楽に関わる人たちが中心になって、著作権保護に関する規格を作る団体が設立されました。
そして、その団体が制定したものが、SD-Audioという規格です。

SD-Audio規格のファイルフォーマットはMP3のような圧縮形式ではありません。

SDカードの応用規格とは、SDカードに格納されている情報を他の機器と共有できるようにするための規格です。
動画データに関するフォーマットを定めたものがあります。
写真データに関するフォーマットを定めたものがあります。

動画データに関するフォーマットを定めた規格はSD-Video規格といいます。
SD-Video規格は動画データを記録する時や、再生する時に利用されるフォーマットです。
SD-Video規格では、SDカード内の専用フォルダに動画データを記録するようになっています。
利用できる動画の圧縮に関する方式は、MPEG-2、MPEG-4となっています。
また、著作権を保護する技術であるCPRMに対応しています。
そのため、不正なコピーを防ぐ機能も備えています。

写真データに関するフォーマットを定めた規格はSD-Picture規格といいます。
SD-Picture規格は写真データを記録する時や、再生する時に利用されるフォーマットです。
SD-Picture規格では、SDカード内の専用フォルダに写真データを記録するようになっています。
利用できる写真データの圧縮に関する方式は、JPEG、Motion JPEGとなっています。
また、SD-Video規格と同様に著作権を保護する技術であるCPRMに対応しています。
そるため、不正なコピーを防ぐ機能も持っています。
SD-Pictureが使われるものとして、デジタルカメラ、カメラ機能がついた製品、プリンタなどがあります。

SDHCメモリーカードというものがあります。
これはSDカードの上位規格です。
SDHCメモリーカードは4GB以上の容量を持っています。

従来のSDカードは、ファイルシステムとしてFAT16またはFAT12が使用されていました。
そのため、最大容量は2GBまでに制限されていました。
しかし、SDHCメモリーカードではFAT32に変更されました。
結果として、4GBを超える容量の実現が可能となったのです。
また、SDHCメモリカードでは、データ転送の速度が階級ごとに分けられています。
それぞれの階級ではデータ転送速度の最低値が保証されているのです。

例えば、Class2ならば2MB/秒以上、Class4ならば4MB/秒以上、Class6ならば6MB/秒以上の転送速度が保証されています。
SDHCメモリーカードの本体に、そのカードがどの階級に属しているかを表示しなければなりません。
 
その結果、ユーザーは利用目的に合わせて製品を選択することが可能となりました。
なお、カードサイズは縦32mm×横24mm×厚さ2.1mmでSDカードとまったく同じです。
サイズ、ピン数は変わりませんが、SDHCメモリーカードで使用しているファイルシステムがSDカードのそれとは違っています。
よって、SDHCメモリーカードを使用したい時は、当然SDHCに対応した機器が必要となってきます。
SDカードに対応している機器では、SDHCカードを使用することはできないのです。
逆にSDHCメモリーカードに対応している機器では、SDカードも使用することができるのです。

SDIO規格というものがあります。
SDカードはメモリカードの規格の一種ですが、このSDカードと同じインターフェースを利用するための規格です。
SDカードと同じようにデータを入れたりすることや、出したりすることが可能である周辺機器の規格のことです。
つまり拡張カードに利用する時にSDカードと同じ端子を使えるようにするためのものです。
差込口であるカードスロットはSDIOスロットと呼び、拡張カードのことはSDIOカード呼びます。

SDIO規格に基づいて作られたカード型の機器は、一般的にSDIOカードと呼ばれています。
SDカードの主たる用途はデータを記録することですが、SDIOカードを追加利用することで、データ記録に加えて様々な機能を利用することができます。
追加利用できる機能はSDIOカードの種類によって異なってきます。
例としてはGPSシステム、PHSなどを用いた無線通信機能、ワンセグチューナー、などを挙げることができます。
SDカードスロットを様々な場面で使用することで、カメラ、Wireless LANなど、より多くの機能を利用することができます。

SDIOカードにおけるスロットに差し込む部分のインターフェースは、SDカードと同じものであればいいようです。
その他の部分はどのような形をしていてもいいようですが、カードスロットがSDIOの規格に準じていない場合は、SDIOを利用することはできません。
SDIO機器の大きさは非常に小さいことが多いので、主としてPDA端末に接続されて使用されることが多いようです。

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